旅日記
北京で北京ダック編
春休みに北京へ旅行することになったのですが、北京は天安門広場、紫禁城、万里の長城程度しか見る場所が無いということで、２泊３日の旅になりました。
ANAとJALが選択できたのですが、ANAの方が出発時間が早かったので、現地での時間が少し余裕のあるANA（NH159便、10：00）を選択しま
した。出発は4月2日（土）。
機種はオーストラリアと同様にB767。でも、3時間のフライトなのに、映画、ゲーム、食事と盛沢山。さすがANAです。ステレオミニジャックだったので、使い慣れたMDウォークマンのヘッドフォンが使えました。
食事は、スモークサーモン、若鶏とパスタのサラダ、海の幸のクリームソースとターメリックライス、ブレッドロール、フレッシュフルーツ、コーヒーでした。
我が家族にはとても好評でした。昼間から白ワインを飲み、オーシャンズ12を観たのですが、着陸準備のために最後まで観られず残念。
北京空港から市内までは、高速道路を利用。中国にもお金持ちは多いらしく、別荘の宣伝の看板があり、高層マンションが立ち並んでいます。
到着日は、ガイドと運転手付きで何処でも自由に行けるということで、オリンピック開催予定地に行ってもらったのですが、まだ何も出来ておらず、しかたなく
陸上競技のアジア大会会場跡へ行きました。シンボルマークのパンダがありました。土曜日なので家族で遊んでいる人々が多く、2元（約26円）均一のマー
ケットがありました。
中国の外務省にあたる建物。よくニュースで見ます。
ディーゼル機関車に牽引された列車。
午後４時に北京飯店（Beijing Hotel）へチェックイン。ロビーは西洋人が多いのですが、日本語も飛び交っていました。
夕食は海鮮シャブシャブ。午後５時（日本時間で午後６時）
量が半端じゃなく多い。店の人によると、中国では出された料理を全部食べるということは、料理が足らなかったことになるため、少し残すのが礼儀とのことでしたが、とても食べきれない量でした。味は美味。羊肉と牛肉の区別がつきませんでした。
店は王府井（ワンフーチン）近くだったので、歩いてホテルまでかえりました。マクドナルドやKFCなどがありましたが、満腹だったので覗く気がおきませんでした。
噂で聞いていたサソリのカラアゲもありました。
夜の北京飯店。
ホテルのＴＶは見にくいものも含めて47チャンネルあり、ＮＨＫ-ＢＳ、ＣＮＮ、冬のソナタの予告編（韓国語？）のチャンネルもありました。中国語の字幕で英語のナショナルジオグラフックが楽しめました。
翌日は1日中観光です。まずホテルから数分の天安門広場へ。とりあえず広い。
広場の奥は紫禁城。内部は博物館になっていて、宝物が展示されていました。でも、ほとんどの宝物は台湾に持ち出されてしまったとのことでした。
約4キロ歩いてバスで飲茶の店へ。1階はみやげ物店になっていました。
50℃以上のお酒がサービスで付いていました。
いよいよ万里の長城へ。ゆるやかとされる女坂に登りましたが、かなり疲れました。
お茶屋さんで、きれいなお姉さんがお茶の入れ方を説明をしてくれました。
夜は北京の南にある大観園劇場で北京ダックを食べた後、マジックなどを観ました。
ここも量が多い。北京ダックもおいしかったのですが残してしまいました。
ホテルのアメニティーも充実。シェーバー、シャンプー、櫛までありました。
最後まで使い方がマスターできなかった空調・ライト調節器。
ミネラルウォーターは有料。気をつけなければ。
昨日予告編があった「インビジブル」。中国語だけど、一度観ていたのでなんとか楽しめました。
3日目は午後の便で帰るのみ。ホテル付近を散策。地下鉄の駅もバスも広告だらけ。資本主義のような雰囲気でした。朝の王府井はガランとしており、月曜日な
ので自転車で仕事に向う人達が通っています。そういえば、今回の旅でペキン＝自転車というイメージが払拭され、自動車があふれていました。自家用車での通
勤も一般的なようです。
帰りの便（NH160便、14：15）の食事は、オードブル盛り合わせ、中国風若鶏のブラックビーンソース・炒飯添え、ザルそば、コーヒーでした。これも美味。また白ワインを飲んでしまいました。
早送りしてオーシャンズ12の続きを観て、ナショナルトレジャーを観始めたらもう関西空港に到着。帰りは２時間半のフライトでした。今回は２泊３日ということで、オキシライド乾電池８本で済みました。
帰国して数日後に、日本が国連の常任理事国入りに反対するデモが北京であったとのニュースが報道されており、複雑な気持ちになりました。
では、次回の旅行記にご期待ください（2005.4/2-4/4）
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